※五十音順で紹介しています。
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
氏家 好野さん/株式会社Plusbase 代表取締役
リクルート退職後、AIを用いた看護師向けメンタルケアサービス「ナースビー」を提供するPlusbaseを共同創業。電子カルテや治療アプリの開発会社や、精神科向け電子カルテメーカーの事業開発としても参画。2023年に自由民主党のリバースメンターに就任し、医療DXの政策提言も行っている。
片平 雅大さん/Fihankra Health
アフリカの無医村に住む医療を受けにくい方々を対象に、遠隔/訪問診療を通して質の高い医療を提供するFihankra Healthを運営する。65カ国以上を旅して途上国の現状を目の当たりにし、Johns Hopkins大学で公衆衛生/国際保健を学ぶ。Oxford大学 経営学修士の起業プログラムを通してFihankra Healthを設立。
佐々木 蓮さん/フリーランス
経歴:新潟県立新潟高校-東京理科大学経営学部-アクセンチュア株式会社(マネージャー)
特徴:人が好き、誰かの立場になって物事を考える、明るい、社交的、ロジカル
得意なこと:幅広い知識と雑談、人と共に仕事をすること
「一人ひとりが片手でも手を差し伸べることで世界はもっと生きやすくなる」という考えを大切にしています。友人が村医者になった話をきっかけにへき地医療を調べるうち、これまでの経験を活かして志ある医師を支援できないかと考えるようになり、会社を退職して起業を決意しました。VHAプログラム参画にあたり、多くの関係者と繋がり自身のビジネスを促進することを楽しみにしております。
重光 喬之さん/NPO法人両育わーるど 理事長
NPO法人両育わーるど 理事長、難病者の社会参加を考える研究会 発起人、多摩大学大学院 医療・介護ソリューション研究所フェロー。20代半ばで脳脊髄液減少症を発症し、2度の退職と5年の寝たきりを経て、2012年に障害福祉と社会の接点を増やすためにNPOを設立。2018年より難病者の就労・社会参加の機会拡大に向けた研究会を立ち上げる。
好きなものは、SF小説と4つ打ち、持病の疼痛により円形脱毛症とせっかちさに拍車が掛る。
主な著書など、難病者の社会参加白書(2021 難病者の社会参加を考える研究会 )、『語りの場からの学問創成』(2024京都大学出版 一部執筆)。
下村 真代さん/一般社団法人wreath 代表理事
大学卒業後、教育系のNPOにて子どもの発達支援に携わる。そこで社会的価値の発信に関心を持ち、総合広告会社に転職。マーケティング関連の部署に所属し、戦略策定などの業務を行う。一方で、自身がセルフヘルプグループを必要としそこで助けられた経験から、セルフヘルプグループを必要としたときにつながれる仕組みづくりがしたいと思い、仕事を休職し一般社団法人wreathを設立。現在は、参加したい人と開催したい人をつなぐ セルフヘルプグループのプラットフォームの提供に向け活動中。
高桑 雅弘さん/株式会社Clinic Restaurant 代表取締役/オレンジホームケアクリニック 医師(在宅診療)
北海道大学医学部卒業。在学中にイタリアのフィレンツェへ「トビタテ!留学JAPAN」奨学生として医学的エビデンスが豊富な地中海食を学ぶため料理留学し、現地レストランで勤務。卒業後、初期研修医として長野県小諸市へ。地域との関わりを続け、小諸市でイタリアンバール「kozorite」を地域住民、医療・福祉関係者とともにDIYを行いながら開業。医師としては福井県で在宅医として訪問診療に従事。福井ー小諸間260kmを反復横跳びしながら医療、福祉従事者が担う飲食業態「クリニックレストラン」の1店舗目を経営し「善く生き、善く逝く社会」の実現のため、病院・福祉施設に依存しない地域生活づくりに取り組む。
永井 和志さん/HAKU Medical合同会社 代表 / 医師
私は現在、救急集中治療医として都内をはじめ、関東圏内の複数の医療機関で勤務を行っています。
学生時代から医療行政に興味があり、地方でフィールドワークを行いながら地域課題の解決に向けた政策立案を行うなどの活動を行ってきました。
大学を卒業後、実際に医師として医療機関で勤務を行う中で、救急医療現場には多くの課題が存在していることを日々実感しています。
救急医療を取り巻く環境は、今後の高齢化の進行や医療機関の人手不足など背景に、より一層厳しさを増すことが予想されるため、逼迫した救急医療現場を少しでも改善できるような一手を打ち出していきたいです。
中川 悠樹さん/特定非営利活動法人AYA 代表理事
1983年6月21日、岡山生まれ、大阪育ち。2009年3月、京都大学医学部卒業。消化器外科医・救急医として、ドクターヘリ添乗医、離島医療、スポーツチーム帯同医などを実践。2022年1月に任意団体AYAを立ち上げ、2023年6月に法人化、代表理事に就任。現在、エフバイタル株式会社、エムスリー株式会社、細谷透析クリニックなどでも勤務。
NPO法人AYAでは、スポーツ・芸術・文化との出会いや触れ合いを通して、「病気と闘っている・障がいと共に生きている・医療的ケアが必要である」子どもたちの世界観が広がる場を提供している。病気になったからこその出会いが、子どもたち、そしてその家族に彩りを添え、次の挑戦へ向かう情熱と勇気になればと考えている。
山地 翔太さん/藤田医科大学 総合診療科/一般社団法人MATSURI 代表理事
1996年 岐阜生まれ。東海高校 卒業。神戸大学医学部医学科 卒業。文部科学省 トビタテ!留学JAPAN 12期生 選抜。南生協病院 初期研修修了。現在は、藤田医科大学 総合診療専門プログラム 所属。中高時代、パートナーがいじめと親の虐待でうつ病を発症。誰もが自分と大切な人を守れる世界を目指して、医系技官と総合診療医を志す。医学部在学中、日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医支部で要職を歴任。初期研修終了後、社会起業によるプライマリ・ケアへの貢献を決意し、起業。現在は、総合診療医として総合診療科の新規立ち上げと、社会起業家として総合診療医の養成と配置に奮闘中。
闘病中の子どもたちのワクワクを引き出す探求支援「Wonder Kids Program」
猪村 真由さん/Child Play Lab. 代表
1999年生まれ。小学生の頃、友人を小児がんで亡くしたことをきっかけに、医療者を志し始め、慶應義塾大学看護医療学部に入学。NPOや行政でのインターンを経験後、2021年に医療系学生を対象にした、病児のあそび支援を行うコミュニティ「Sparkle Ways Project」 を立ち上げ。50名を超える学生とともに、病棟ボランティアや大学体育会と連携したチャリティイベントの企画/運営を行っている。また、2023年には入院中の小学生を対象にした、ライフアドベンチャー教育のモデルづくりと検証事業を目的とした団体「Child Play Labo」を立ち上げ、数カ所の病院と連携しながら開発に従事している。
吃音症を改善するトレーニングVR「DomoLens」
梅津 円さん/株式会社DomoLens CEO
自身が学生の頃に接客の仕事で吃音を改善した経験と、VRが吃音の改善に有効という論文との出会いから、吃音症を改善するVRの研究開発に2017年から取り組む。大学卒業後の1年間、VR企業で接客などのトレーニングVRコンテンツの開発に従事。その経験をもとに株式会社DomoLensを設立。その後、東京都やNEDO、朝日新聞、デジタルガレージなどが主催するビジネスコンテストで、数多くの賞を受賞。クラウドファンディングにおいて目標金額の100万を1日で達成し、最終的に242万の資金を集める。吃音の権威として有名な九州大学病院の菊池先生とVRの共同開発を開始し、吃音の治療法としてのVRを確立すべく活動を続けている。
「生理ライフ」を快適にするOOH生理用品インフラの開発・実装
高堰 うららさん/オモテテ株式会社 CEO / Co-founder
1997年生まれ。2021年にオモテテを創業。一般社団法人アンカー共同代表理事、NPO法人Your School副理事。都市地域計画国際協会のScientific Committee memberや一般社団法人One Young World Japanのアドバイザーも務める。東京大学大学院工学系研究科(都市工学専攻)の修士課程卒、博士課程休学中。慶應義塾大学法学部卒。
脳卒中における構音障害検知及び重症度を定量化するプログラム開発
高畑 翔吾さん/株式会社Medpreneur 代表取締役・滋賀医科大学創発的研究センター 特任助教
在学時に祖母が脳卒中に倒れ、退院後は本人だけでなく家族も再発を恐れる日々を送っていた。その自分ごとの課題を解決するために「脳卒中早期発見アプリ」を着想した。複数のピッチコンテストでの優勝を経て、脳外科講座と連携し特許出願をした後、2019年度にJSTのSCORE(GAPファンド)に採択され開発を進めた。卒業後は初期臨床研修と並行して、大手メーカーと1年半にわたる共同研究を行った。その後、2022年に滋賀医科大学発ベンチャーとして株式会社Medpreneurを起業した。2023年に関西みらい銀行の共同研究助成金に採択され、現在は内科外来を週1日続けつつ研究開発に従事している。
音声認識とAI要約によるカルテ作成支援で、医療現場に変革を
中原 楊さん/株式会社Pleap共同代表/慶應義塾大学医学部5年
慶應義塾大学医学部医学科5年。高校在学中からプログラマとして活動し、未踏Jr2017年採択、株式会社MICINインターンを経て、2022年に野村とPleapを共同創業。複数医療AI企業でリサーチャーとして研究開発に関わりつつ、大学ではAI技術の医療応用について研究。
出生前検査の専門家へのアクセスを身近に、正しい相談支援を。
西山 深雪さん/株式会社PDnavi 代表取締役社長
認定遺伝カウンセラー® 。京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻博士後期課程修了。博士(社会健康医学)。外資系検査会社にて出生前診断技術を学んだ後、2013年から、国内最大の出生前検査の提供施設である国立成育医療研究センターで、年間1000人以上の妊婦に対し出生前検査の遺伝カウンセリングを実施し、研究活動にも従事。2022年に出生前検査サポート&コンサルティング事業会社である株式会社PDnaviを設立し、オンラインによる相談サービス「出生前検査ホットライン」を開始。2男1女の子育て中。著書に『出生前診断』(筑摩書房)など。
発達に特性のある児の保護者へのメンタルケア「ほっとサロン」
森垣 菜穂さん/一般社団法人Kidsサポートデザイン理事・言語聴覚士
言語聴覚士として発達に特性のある児の療育や保護者の相談を行う。民間の療育施設・訪問看護ステーション・児童発達支援事業所・自治体の相談所などで療育・相談を行っていく中で、公的なサービスが届きにくい子どもたちにも自分らしく育つ環境を整えていきたいという想いを抱き、一般社団法人Kidsサポートデザインを設立。理事として活動し、主に保護者・保育者・教員などに働きかけ、子どもたちの育つ環境をデザインするアプローチを行っている。
妊婦の栄養評価指標を用いた簡易的な体組成計の開発
吉川 健太郎さん/株式会社Famileaf
妊娠中の母親の望ましくない環境や食事は子供の生涯に渡る病気のリスクになることが近年の研究でわかってきました。肥満が社会問題となっている欧米とは異なり、日本ではむしろ妊娠期の痩せが問題であり、その解決が子供が健やかに育つ環境の実現に必要不可欠です。この課題の解決に向け、取り組んでいけたらと考えています。
日本の臨床工学技術で開発途上国を支援する「医療機器管理教育システムCETRAX」
稲垣 大輔さん/株式会社Redge・CEO
医療機器のスペシャリストである臨床工学技士として、民間病院・大学病院で勤務しながら、毎年、ボランティアで開発途上国へ医療支援を実施。途上国の医療現場の課題を解決するために、大学院に進学し、医療機器のおける医療環境向上及びイノベーション創作に関する研究に従事。東大EDGE-NEXT・始動NextInnovator2020などのアクセラに参加し、アイデアのブラッシュアップを実施。2021年度にJSTのSCORE(GAPファンド)に採択され、医療機器管理教育システムのMVP開発と実証実験(4カ国)を実施。2022年5月に神奈川県立保健福祉大学発ベンチャーとして起業し、医療における社会課題解決を目指し、生まれた国によらず全ての人に医療の安全と質が保障された世界を実現することを目指している。
患者と医療者のコミュニケーションハブになる
澤田 優香さん/株式会社OPERe(オペリ)代表取締役
臨床看護師(聖路加国際病院 集中治療室)を経て、病院経営コンサルタントに従事。自身の患者体験から現場オペレーションを左右するのはコミュニケーションであると考え、デジタルコミュニケーション手段の開発を決意、起業。現在、患者と病院のデジタルコミュニケーション手段「ポケさぽ」を提供している。
年齢や所属や障がい有無を越えたふれあいを加速するプラットフォーム「musbun」
鈴村 萌芽さん/株式会社musbun 代表取締役
愛知県出身。椙山女学園大学4年生を休学し、2021年11月に株式会社musbunを設立。たくさんのお年寄りの方にかわいがってもらって育ったので、恩返ししたいという想いがあり、福祉施設でのボランティア活動に参加。ボランティア活動を通し、福祉の魅力に気づき、同世代に福祉の魅力を伝えたいと思い活動を開始しました。学生10人の仲間と共に、学生向けの福祉体験情報サイトの運営や地域交流イベント、福祉のインターンや授業などを行っています。
テクノロジーによりあらゆる人に低価格で早期がんの治療を提供する
田邉 翼さん/大阪大学医学部医学科5年・一般社団法人inochi未来プロジェクト推進委員
僕は医学部1年生の時に祖母を癌で亡くしました。医学部に通っている自分にとって自分の無力さ、大切な人を救うことができない無力感を家族の実体験を持って肌で感じました。このプログラムを通じて真に誰かの命をすくううことができるプロダクトを生み出していきたいと思っております。医療機器は規制も多い世界ではありますが、全力を尽くします。
地域密着で孤立高齢者のメンタルヘルス改善を目指す伴走型支援事業
萩原 涼平さん/特定非営利活動法人ソンリッサ 代表理事
萩原が高校時代に、大好きな祖母がそれまでの元気や笑顔をなくしてしまったことに大きなショックをうけ、祖母を元気づけようと色々な情報をしらべるうち、祖父を公私ともに支えていた役割を突如無くした祖母のような身体は元気な高齢者向けの行政/民間支援がほぼ皆無であることを知りました。社会的な構造の課題、地域のつながりの希薄化など、深刻な日本の問題として、解決していくことを決意しました。NPO法人ソンリッサは「ひとりで抱えずに優しいつながりがあふれる社会」を目指し、高齢者の孤立・孤独を笑顔に変えることを目的としています。群馬県を拠点に、独居高齢者見守りサービス「Tayory」を主軸に、地域健康サロン、地域&企業向け研修を実施しています。
地域中核病院との連携による介護老人福祉施設の新しい連携のかたち
濵中 潤さん/横浜南共済病院
内科のなかでも消化器内科、特に消化器内視鏡分野でこれまで研鑽を積んできました。欧州での留学中にイタリア、フランス、ドイツでの臨床経験をもとに帰国後も海外のドクターに内視鏡の技術指導をすることをライフワークとしていました。コロナ禍、世の中が大きく変化したことに伴い、国内の医療介護分野の連携・効率化に関心を持つようになりました。新しいシステムを構築する、既存の仕組みを見直す、どちらでも医療に貢献できると考えます。新しい仲間、メンター、コーディネーターの方々と活発な意見交換を通じ、次世代のヘルスケアをより魅力あるものにできればと考えています。
アフリカの小規模医療施設をつなぐ母子保健DXプラットフォームSPAQ
古田 国之さん/株式会社SOIK CEO
株式会社SOIK代表取締役CEO。2008年東京大学農学部卒業後、国際協力機構(JICA)入構。ブルキナファソ事務所、JICA筑波、本部アフリカ部勤務の後、コンゴ民主共和国に3年間駐在し、事業総括を務める。JICA退職後にスイスIMDにてMBAを取得。2018年に開発途上国向け医療機器開発のレキオ・パワー・テクノロジーにCOOとして参画するために那覇に移住。2019年にSOIKの沖縄日本法人およびコンゴ民主共和国に現地法人を設立。現地の医療サービスの質向上のため、デジタル産科ソリューションSPAQを開発・普及する事業を展開している。
世界中の人が気軽に助け合える社会を目指す「volunteam」
チーム安定陸塊(森本 真悠子さん・福村 苺夏さん・西原 由梨花さん)/西大和学園中学校3年生
こんにちは!西大和学園中学校3年生の学生グループ「安定陸塊」です。メンバーは大阪生まれ大阪育ちの森本真悠子と福村苺夏、奈良生まれ奈良育ちの西原由梨花です。私達は元々ヘルスケア分野に興味があったこともあり、学校行事がきっかけでvision hacker assocoationに挑戦することにしました。そこで私達が考えたのが「volunteam」というアプリです。まだまだ知識不足ですが、あたたかく見守ってくださったら幸いです。これからよろしくお願いします!